知花竜海の音楽凡楽

ロック・レゲエ・ヒップホップ・沖縄民謡などをチャンプルーしたサウンドに、言葉遊びと深いメッセージをちりばめた歌詞で新世代の沖縄音楽を創り続けるミュージシャン/プロデューサー知花竜海(DUTY FREE SHOPP.)が、活動情報や日々のつれづれなどを書いていきます。

世界の中の琉球諸語

世界の中の琉球諸語
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友人の比嘉光龍さんからシンポジウムのお知らせをシェアします。
うちなーぐちや沖縄文化、言語学などに関心ある方は是非!
USTもやるそうです。

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御総様、今日拝なびら(ぐすーよー、ちゅーをぅがなびら、と読む。皆様こんにちはの意)。
比嘉光龍やいびん(です)。
さて、メールをお送りしたのは、「世界の中の琉球諸語」というシンポジウムのご案内です。

日時・9月16日(日曜日)午後1時~4時
場所・沖縄大学3号館 1階101教室
料金・入場無料

今回のシンポジウムですが、私以外は皆外国人です。

ハイス・ファン・デル・ルベ (オランダ出身・久米島言葉を研究発表)
クリス・デイビス      (アメリカ出身・八重山語を研究発表)
上間・エドアルド・あきら  (ブラジル出身・首里・那覇言葉を研究)

上の3人を交えて私、比嘉光龍とうちなーぐちのみで10分ほど会話をする時間ももうけました。さらに、最初と最後に、私と上間エドアルドあきら氏の、うちなー民謡の唄三線演奏もやります。

今回のシンポジウムのみならず、今まで私がたずさわってきたシンポジウムの主旨はすべて、琉球の6つの言語(奄美語、国頭語、おきなわ語、宮古語、八重山語、与那国語。これらの総称は「琉球諸語」)たち、つまり「琉球諸語」は「方言」ではなく「言語」であるということを社会に伝えたいために行ってきました。

2009年2月にユネスコ(国連教育科学文化機関)は「琉球諸語」は「方言」ではなく「言語」だと発表しました、その詳細記事が朝日新聞のウェブサイト  http://www.asahi.com/shimbun/nie/kiji/kiji/20090302.html  にありますので、時間のある際にご覧ください。

「琉球諸語」が琉球諸島の島々にて学校教育に導入され、日本語と同じ時間を割き、言語として教育される、つまり「日本語」と「琉球諸語」のバイリンガル教育を実施する社会を実現すれば、琉球諸島に住む人々は世界中どこに行っても自分の文化を誇れるしっかりとしたアイデンティティーを持つことができると思います。皆さんのご意見も伺いたいので、ぜひ、会場に足を運んでいただけるようお願いいたします。

このメールを転送、またチラシの配布など、宣伝大歓迎です。

また、USTREAMでも配信されます。アドレスが http://goo.gl/2uxHB ですので、全世界どこからでも当日リアルタイムで視聴可能です。

新聞、ラジオ、テレビなど、メディアの方の取材は大歓迎です。ぜひ、ぜひ、何かに取り上げていただけませんでしょうか?
ゆたさるぐとぅ(よろしく)うにげーさびら(お願いします)。

比嘉光龍(ふぃじゃ ばいろん)のHPは  http://fijabyron.com/


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