知花竜海の音楽凡楽

ロック・レゲエ・ヒップホップ・沖縄民謡などをチャンプルーしたサウンドに、言葉遊びと深いメッセージをちりばめた歌詞で新世代の沖縄音楽を創り続けるミュージシャン/プロデューサー知花竜海(DUTY FREE SHOPP.)が、活動情報や日々のつれづれなどを書いていきます。

【コラム】音楽凡楽の記事一覧

沖縄戦を子供達にどう伝えるか
昨日テレビで別冊・RBCザ・ニュース【何をどう語り継ぐ?戦後75年が問うこと】という特番がやっていた。ちょうど慰霊の日に家庭平和学習を全力でやったとこだったので興味のあるテーマだったが、子供達は当然嫌がる。ゲームがしたい、と。そこを「ゲストにゴリとHYが出る...
慰霊の日、うちなーぐちのスピーチ
去った慰霊の日、読谷村の大湾区の慰霊祭で、区民を代表して88歳の松田平栄さん、がすべてうちなーぐちで挨拶をされました。とても思いのこもったスピーチで感動しましたが、その場にいた人も特に若い人は言葉がわからなかったと思いますので、自分に出来ることとして、せ...
ミュージシャンは食えるのか、その17。どうやってマネタイズ・・・
制作中のセカンドアルバムとは別に、昔作った楽曲を発掘してシンプルなアコースティックアレンジで再録する企画を進めている。アコースティックアレンジとはいえ、音源を作るのはお金かかる。例えば五万円のコストをどう回収するか【CD-Rにしてライブで手売り】千円にして...
ポーネグリフを読める能力
ワンピースという漫画がある。主人公の海賊ルフィが仲間を集めながら海賊王を目指す冒険ものだ。ワンピースの世界の歴史には「世界政府」によって闇に葬られたある王国の「空白の100年」というのがあって、その歴史は世界中に散らばったポーネグリフという石盤でしか知る...
ミュージシャンは食えるのか、その16。人生の優先順位ベストテン
今から三年前、2014年、34歳の頃に人生の優先順位を見直した。正確には既に事実上そうなっていたものをあらためて言葉にすることで可視化し、自覚し直した。「絶対に捨てないもの」をひとつだけ決める。それが根っこで、それ以外は全て枝葉のようなもの。優先順位を決める...