沖縄タイムス朝刊にインタビューが掲載されました。

知花竜海

2012年04月18日 09:55


本日(4/18水)の沖縄タイムス朝刊に知花竜海のインタビューが掲載されていますので、読んでみて下さい。「本土復帰40年 沖縄の自画像」という連載企画です。

テーマがテーマなので、取材を受けることを悩みましたが、とても良い機会を頂きました。
新垣記者ありがとうございます。

写真は辺野古の浜で撮影しました。
そのことに関して名護の友人から「なぜ辺野古の浜なの?」というコメントを頂きました。
それに対しての自分の返したコメントを記録として以下に転載しておきます。

これを悩みながら書いてみて、あらためて「辺野古」という場所とワードをタブー扱いや自主規制にしないことが自分自身の挑戦であり、葛藤である。ということを再認識しました。問いかけをしてくれた友人には感謝しています。

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取材内容は自身が沖縄が抱えてる問題について、どのようなきっかけで考えるようになったか、今どのように考えてどう生きているか、という内容でした。写真も記事の内容にまつわる場所で撮影したいという記者の要望がありました。
自分の中でそういう場所と言えば、読谷のチビチリガマか、像のオリか、辺野古の浜ですが、さすがにチビチリガマで撮影は出来ないし、像のオリはもう無いので、辺野古の浜で撮影することになりました。
辺野古は自分の人生において物凄く大きな思い入れのある場所です。
基地問題を通して辺野古に出会いましたが、今はそれだけではありません。小学校の頃から感じ考えてきた沖縄の生き方やアイデンティティーの話も未来の話も町興しの話も自分の音楽表現のテーマも凝縮されてるし、沖縄を象徴的する場所だと思います。

フェンスの前で写すことに関しては悩みましたが、場所が辺野古であるということが一目で分かる方が良いと思い、フェンスの前で写しました。

新聞取材の特性上、記事の事前確認は出来ないので、自分の思うようにまとめられているかは分かりませんが、復帰40周年というテーマでウチナンチュの一サンプルとして僕を取り上げてもらえるならありがたい、と思って取材を受けました。


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