知花竜海の音楽凡楽

ロック・レゲエ・ヒップホップ・沖縄民謡などをチャンプルーしたサウンドに、言葉遊びと深いメッセージをちりばめた歌詞で新世代の沖縄音楽を創り続けるミュージシャン/プロデューサー知花竜海(DUTY FREE SHOPP.)が、活動情報や日々のつれづれなどを書いていきます。

2014年の総括と、2015年の抱負

みなさまあけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になりました。

年をまたいでいた仕事が無事一段落しましたので、遅ればせながら2014年の総括と、2015年の抱負を書かせて頂きます。

2014年のアーティスト活動を振り返ってみると、何と言っても一番大きかったのは台湾でライブ出来たことかもしれません。北京留学以来12年ぶりの中華圏ということで中国語のブランクが心配でしたが、とても温かく迎えて頂きました。将来はバンドでアジアツアーという学生時代からの夢に向けて、止まっていた時計が再び動き出すような、そんな気持ちがしました。

また、演奏面ではカクテルドラム&マリンバの米須雄作、キーボード&三線のサキマジュンという核になるサポートメンバーを得てライブやセッションを重ねる中で、色々な可能性が見えてきました。

また、2012年にソロアルバム「新しい世界」を発表した際にやり残していた、ミュージックビデオの制作をGUNREF FILMSの協力を得て実現することが出来ました。オール山原ロケで文字通りこれまでの僕の活動の総括的な内容になったと思います。

プロデュースワークとしては、FMよみたん開局6周年を記念して僕が六年間暖めてきた企画であるテーマソングコンピCDを完成させることが出来ました。そのレコ発ライブをTSUTAYA読谷店でやれたことは、地元読谷の為に音楽で何か恩返しがしたいという思いが実った素晴らしい経験でした。

母校の沖縄大学からご指名頂き、学生歌を作れたことも素晴らしい経験でした。

またこういうのあったらいいなと思っていた「沖縄メッセージソングまとめ」サイトを思い立って形にしたことで、とても客観的に沖縄の問題と表現のアプローチに対しての考え方を整理することが出来ました。そこから派生して津田大介さんのポリタスにも寄稿させて頂きました。

また、ソウル・フラワー・ユニオンの新譜「アンダーグラウンド・レイルロード」に伊丹英子さんの沖縄録音をお手伝いする形で僕もお囃子で参加させて頂き、大変光栄でした。中川敬さんとリクオさんの沖縄ツアーの際にも多くのことを学ばせて頂きました。

他にも辺野古社交街やライブハウスOutputをはじめ、ライブなどを通して数えきれない出会いがありました。お世話になった全てのみなさまに感謝致します。


2015年は、これまでに貯め込んだアイディアを形にしていく年にしたいと思います。
時間の使い方や要らないものを整理し、シンプルに自分と向き合いながら、自分の音楽を前に進めていきたいと思います。皆様にとっても幸多き年でありますように。今年もよろしくお願い致します。


同じカテゴリー(【コラム】音楽凡楽)の記事

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。